中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫妻が、成婚間もない昭和12年に半年ほど住んでいた場所で咲いていました。気品さえ感じさせる色と姿でした。
ウコン(鬱金)は、サクラの栽培品種である。開花時期はソメイヨシノより遅めの4月中旬~下旬頃。
花弁に葉緑体をもつなど性質はギョイコウ(御衣黄)に似ているが、色は緑色が弱く淡黄色である。数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせるサクラである。花弁数が15~20枚程度の大輪の八重咲きである。また、ギョイコウのように花弁は厚くなく、気孔もない。
名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に用いた鬱金色に由来し、それらと混同されないよう「鬱金桜」あるいは「鬱金の桜」と呼ばれることもある。また、別名として「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などがあるが、これらの別称はギョイコウを指すこともあり、また、ウコンやギョイコウとは別の一品種とされることもある。
欧米ではサクラのような淡紅色よりも黄色系の花色を好む傾向があり、淡黄色のウコンの花は欧米において他の日本産サクラよりも人気がある。
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