via lifehacker.jp
親戚から「塩水でうがいすると良い」と言われても、「そんなの昔からの迷信でしょ」と思っていた人に、お知らせです。メイヨー・クリニックなどの研究で、塩を入れたぬるま湯でうがいすることは有効だと、科学的に証明されました。
この記事では詳しい部分までは書きませんが、メイヨー・クリニックによる『What to Do For The Most Common Health Problems』によると、塩を溶いたお湯は、喉の中で循環し、風邪の人にとって2つの効果を発揮するそうです。
フィリップ.T.ハーゲン博士によると、食塩水は、喉の中で炎症を起こしている組織から、余分な水分を取り出すことで、喉の痛みをやわらげるそうです。また、うがいは、多量の粘液を緩め、アレルゲンやバクテリア、菌類などの刺激物をのどから取り除く効果があります。
また、風邪の季節に400人を無作為に選んで研究した結果、風邪を感じるかどうかに関わらず、1日3回食塩水でうがいをすると、呼吸器感染の率を40%まで減少させられることが分かったそうです。
だからといって、毎食後にうがいをしろ、というわけではないですが、この研究結果で、簡単に用意できる塩水でうがいするだけで、かなり効果があるということは分かったのではないでしょうか? 気になる方は、ぜひお試しを。
Gargling With Salt Water Can Ease Cold Symptoms [NYTimes.com]
Kevin Purdy(原文/訳:阿久津美穂)